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2018/02/28

飲食店をより良くするために管理・指導するSV(スーパーバイザー)・マネージャーの仕事とは何か?

スーパーバイザー

 飲食店のSV(スーパーバイザー)、マネージャーと聞いて、どのような仕事を思い浮かべますか?偉い人?忙しくて大変そうな人?時々お店にあらわれる人?感じる人の立場によってもイメージは違うかと思いますが、現場スタッフからは視察にくる本部の人の印象を持たれていることが多いです。では実際にその仕事内容って、どんなものなのでしょうか。店舗をサポートして回るお助けマン!SV・マネージャーの仕事を調べてみました。

SVとマネージャーの仕事

SV・マネージャー

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SV(スーパーバイザー)の仕事

 SVとは、スーパーバイザーの略称です。飲食店を運営する企業の本部に属していることが多く、本部内で作られた運営計画をもとに、担当地域にある各店舗の経営補佐を行います。定期的に各店舗へ赴き、各店舗の売り上げの確認や店の雰囲気、従業員の対応、商品の構成などを見て回ります。売り上げ目標を達成するために、各店舗スタッフと連携し対応を考えて実行させます。売上を達成させるためには、商品を売るだけではありません。商品を提供するスタッフの教育も必要であり、各店舗を訪れた際には従業員の教育を担当することもあります。

 ひとつの店舗に常駐することの少ないSVは、各店舗が円滑にまわるようサポート業務全般を請け負う仕事といえます。そんなSVの主な業務は、店舗における経営戦略の立て付けだけでなく、日々の在庫管理や発注状況、新人採用面接に店舗ごとのマーケティングなど多岐にわたります。ニューオープン時や繁忙期に人手が足りなければ、現場スタッフと一緒にホールやキッチンに立つこともあるでしょう。本部の人間となると、店舗でも店長や責任者ぐらいしか基本的に接することはありません。SVが定期的に店舗の様子を見に行ったり、繁忙期にヘルプに入ったりすることで、各店舗のスタッフと信頼関係を築き、業務改善のための良い関係を作っていくのです。

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マネージャーの仕事

 SV(スーパーバイザー)担当地域の店舗の運営を包括的に手がけるのに対し、マネージャーは、基本的に1つの店舗を担当します。店内の衛生環境や雰囲気を把握し、日々の業務に支障が出ないよう努めます。企業やお店によっては、店長職と兼任する場合もあり、調理場とホールの両方を総合的に管理し、店舗運営の改善を図ります。日々の売り上げ目標や在庫管理といった数字面から、SVよりも現場密着の面が強く、お客様対応や予約管理、従業員のシフト管理なども行います。

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関連記事:飲食企業の「本部スタッフ」とはどんな仕事?働くために必要なスキルってあるの?

SVには、どうしたらなれるの?

SV

 スーパーバイザーもマネージャーも、基本的には店舗スタッフから徐々に経験を積んでいきます。中途入社などで、前職での功績を買われて入社した場合は、最初からその職に就くこともあります。主な業務が、各店舗のスタッフにアドバイスをしたり、業務内容を把握して話をしたりするため、まずは店舗業務を知っておくことが必要です。

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 店舗スタッフから店長などを経て、SVやマネージャーになります。さきほど説明した通り、多種多様な業務を行うSVやマネージャーのスキルは、いわゆる「何でも屋」に近いかもしれません。店舗業務などを経験しながら、この6つのスキルを身に付けていくことで、スーパーバイザーやマネージャーへの道は開けるかと思います。働くうちに自分のキャリアでの強みがわかり、今後のキャリアプランを考えるきっかけになるのではないでしょうか。

関連記事:飲食店店長を目指す方必見!把握しておきたい店長業務3つ

求められるスキルは?

マネージャ

 店舗運営にあたって、スーパーバイザーやマネージャーのような、総合的に物事を考える仕事に必要な能力を「5C1P」と表されます。どういったスキルが求められるのでしょうか。

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①コミュニケーション能力(Communication)

 考えていることを相手に正確に伝える力である「コミュニケーション能力」は、接客業では欠かせないスキルの1つです。店舗を運営して行く上で、スタッフ間で共有する事や伝えあう事はたくさんあります。店舗内だけでなく、本部で考えられた戦略を各店舗の店長、責任者からアルバイトまで、全ての従業員で共有することで、同じ方向に向かってうごくことができます。スーパーバイザーとマネージャーは、本部間・店舗間への情報の伝え方、自身の考えの伝え方など、さまざまな情報をしっかり伝える力を身につける必要があります。

②コンサルテーション力(Consultation)

 「コンサルテーション」とは、専門性を持つものがサポート対象の問題状況について検討し、よりよいサポートのあり方について話し合うことを指します。各店舗の運営改善のため、意見を交わしながら話し合いをしたり、実際に指導したりする力が、スーパーバイザーやマネージャーには必要なスキル。立場の壁をなくしてさまざまな意見を聞くことで、課題店を明らかにし、問題解決に向けて取り組むべき施策のアドバイスなどを行っていきます。

③カウンセリング力(Counseling)

 各店舗のスタッフやオーナーからの相談を受けるのも、SVやマネージャーの仕事です。店舗内では、一般社員やアルバイトからの相談を受ける店長やオーナーも、自分の抱える問題や悩みを相談する場所が必要です。現場で働く店長や責任者には、売上向上や集客方法、従業員の教育などさまざまな問題を抱えています。こうした相談を受けて、状況を改善していく状況を改善する能力が必要です。直接話を聞くでもよいですし、チェックシートのようなものを作成するのもよいでしょう。問題に気付いても放っておくのではなく、話し合いをすることで信頼関係を構築することができます。

④コーディネーション力(Cordination)

 スタッフ間の環境を整えたり、各店舗間での売り上げ目標達成のために調整を行ったりする能力をさします。決められた施策や目標に早く取り組むためのフットワークや、店舗ごとの対応を提案する柔軟な思考力が必要なこれらのスキルも、SVやマネージャーには欠かせないといえるでしょう。

⑤コントロール力(Contorol)

 本部で定めた経営方針や売り上げの目標を、現場スタッフとともに達成させるのが、SVやマネージャーの仕事。きちんと目標数字を追う事ができているか、足りていなければ何をすればいいのか、目標達成に向けて店舗がすべきことを、導くことのできるスキルが「コントロール力」。1つの店舗だけでなく、複数の担当店舗を持つSVは、それぞれの店舗のことをしっかりと把握しておく必要があります。

⑥プロモーション力(Promotion)

 店舗の売上を伸ばすには、お客様に来ていただかなくては元も子もありません。よりお客様に知っていただき、来店してもらうためには、宣伝活動が必須。店舗の宣伝だけでなく商品のPR、最近ではSNSなどを利用した活動も、店舗を運営していくのに必要です。企業によっては、広報部を設けていることもありますが、そのお店や地域にあった広報活動もあるので、より効果的にお店を売りだす方法を考えだせる人が求められます。

関連記事:飲食業界への転職・・・役立つ資格、スキルアップできる資格を知ろう!

まとめ

 飲食業界におけるスーパーバイザー、マネージャーの仕事についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。店舗経営のプロフェッショナルとも言える、スーパーバイザーやマネージャーには確かな知識と経験が要求されます。手がける仕事が多い半面、自分で運営状況を見て対策を立てることに大きなやりがいや魅力を感じる方も多いはず。

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