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2018/03/09

専門店が増加中!さまざまな知識が求められる販売スタッフの仕事とは?

販売スタッフ

 飲食業界というと、食事を提供する飲食店のイメージが何よりも先行するかと思います。しかしケーキ屋やパン屋では、調理だけでなく販売も行うため、調理スタッフ以外に販売専門のスタッフを雇っているお店も多いです。近年、飲食店だけでなく、さまざまな専門店が登場していることで、販売スタッフの必要性は非常に高い状況です。今回は、飲食業界で欠かせない販売スタッフについて、仕事内容や収入など詳しくご紹介します。

販売スタッフの仕事内容

ショーケース

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飲食業界における販売スタッフの仕事は、その店で扱う食品や商品によって変わりますが、基本的には「すでに出来上がっている、もしくは半調理状態の飲食品をお客様に販売する」こと。

販売スタッフに共通している仕事内容として、商品の補充陳列や包装、店内清掃、そして接客や会計などがあります。販売スタッフは、業務内容が多岐にわたるため、業務知識だけでなくお客さまへの接客マナー、衛生管理への高い意識も必要と言えます。販売スタッフは、ただ商品を売るのではなく、お客さまから聞かれて答えられるように、並んでいる商品についての情報を知っておく必要があります。原材料はどんなものか、その商品のおススメポイントは何か、売れ筋は何かなど、商品について色々な角度からの情報を頭に入れておくことが重要です。

では業態によって、仕事内容はどのように違うのでしょうか。

【製菓販売(ケーキ、チョコレートなど)】

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パティスリーやチョコレートショップでは、店内の掃除のほか、商品を棚に陳列したり、お客さまから注文を受けたケーキやお菓子を会計した後に、ラッピングや箱詰めをしてお渡ししたりします。お店によっては、ケーキにのせるプレートのメッセージ書きを担当するところも。

お菓子を店舗から全国に発送しているところでは、梱包作業や宅配便の伝票書き、商品の手配も大切な仕事になります。

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【パン屋】

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店内の清掃や焼き上がったパンの陳列、会計及び袋詰めを行います。売り場には、次々と焼きたてのパンが上がってきますから、手早く補充し、お客様への声かけを心がけましょう。パン屋では会計時に、トレイに乗せられたパンを見て、即座にその値段を打ちこんでいく方法がほとんど。定番商品から季節商品のような期間限定商品まで、すべてのパンの値段を覚えないといけないので、記憶力も重要かもしれません。モタモタしていると、すぐに列が出来てしまうので、素早く会計し、袋に入れて渡していくように慣れていく必要がありますね。

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【惣菜】

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お客様から注文を受け、各種惣菜の計量や盛り付け、会計に袋詰めをほぼ一人で行います。開店前や閉店後には、店舗ブースの清掃も行います。商品によっては、繁忙期を迎えるものもあるので、必要に応じて仕込みや簡単な調理作業のヘルプに入ることもあります。またデパートやスーパーマーケットなど、大型の商業施設に店を構えていることが多いお店では、土日はもちろんのこと、平日の夕方などは仕事終わりのお客さまで、非常に混み合います。迅速に丁寧に対応することを心がける必要がありますね。

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販売スタッフの時給はいくら?

惣菜販売

販売スタッフとして働くときに、やっぱり気になるのは、お給料。アルバイトで気軽に働けるものが多く、初めてのアルバイトでも働きやすいこともあり、そこまで高収入ではないようです。全国平均でも950円ほどの時給となっており、地域によって1,000円台となるところもあると思います。

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その他、調理師免許や食品衛生管理者などの資格を持っている人や、接客・販売の経験者であれば、給料が上乗せされる場合もあります。時給などの待遇は、お店によって異なりますので、求人情報をしっかり確認して、認識相違がないようにしておくことが大切です。

また直接の収入にはなりませんが、食品販売の場合、その日の売れ残り予定の商品を、無料や格安で手に入れられることもあります。賞味期限が切れそうな商品を売るわけにはいかない店の考えと、少しでも食費の足しになって助かる従業員の、どちらにもメリットがありますね。

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どんなスキルが必要?

接客

販売スタッフに求められるスキルとは、一体何でしょう。大きく3つご紹介します。

【接客スキル】

販売スタッフは、お客様と直接対応する、いわばお店の顔です。そのため店に来るお客さまとのコミュニケーションが、しっかり取れるかが重要となってきます。

お客様のニーズをしっかりと受け止め、満足いく買い物になるようお手伝いをしましょう。とくに混雑時などは、一人のお客さまだけに時間を使うわけにもいきません。効率よく、丁寧に商品を扱い、お客さまと接するよう意識しましょう。

またお客さまの顔を覚えておくことも大事です。忘れ物や、渡し間違いなど、何かあった時に、お客さまの顔を覚えていれば対応も素早く行えます。以前来られたお客さまが、再度来店した際に、お礼の一言を添えることができれば、印象アップ間違いなし!

【商品を理解しようとする気持ち】

単に値段や商品名を覚えておくのではなく、その商品がどんなものか、このお店はこの時期どんな商品が出るのかなどを考えながら働くと、店の商品を理解することができ、自然とお客さまの質問に応えられるようになります。

【衛生観念】

販売スタッフはお客様から一番見えるところで働いています。スタッフの印象が、お店の印象になることもあり、清潔感のある髪型や服装を心がけましょう。

飲食業界は、異物混入や食中毒などが一度発生すると、お店のイメージは一気に低下し、信用を失います。こうした問題を発生させないためにも、清潔感ある身だしなみを心がけ、アクセサリーなど勤務時間は外し、ヒゲは剃っておくなどの処理をして、食品衛生を守る意識は絶対に忘れないようにしましょう。

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持っていると有利な資格


資格

飲食の販売スタッフになるために、必ず取らなくてはいけない資格はありませんが、将来的に持っていると有利となるかもしれない資格はいくつかあるので、ご紹介します。

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【リテールマーケティング(販売士)】

プロとして、販売に関するあらゆることを身に付けられる国家資格です。企画に始まり、仕入・販売・陳列や接客など、店舗の売上をあげるため、総合的に貢献することが出来る資格といえます。販売士は、飲食業界に限らず小売店から大手企業まで、業種・業態を選ばずに働くことが出来るため、人気の資格となっています。資格取得後すぐから実務に役立つため、転職の際にも即戦力としてアピールすることもできます。

【食品衛生管理者】

食品を取り扱う仕事であれば、持っておいて損はない資格の1つが、この「食品衛生管理者」の資格。学校に通う必要もなく、資格取得講座を受講してテストに合格すれば、基本的に資格取得となるため、初心者でもハードルの低い資格の1つです。飲食業界で働くうえで、どの資格を取ろうか悩んでいる方にもオススメできます。

この資格を持っていると、食品衛生責任者として働くことができ、食品衛生責任者は、飲食店1店舗につき最低1名は配置しておかなくてはいけないため、非常に重宝されます。将来的に自分のお店を出したり、飲食店で責任あるポジションを目指したりする方も、先に資格を取っておいても良いでしょう。

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まとめ

誰にでも簡単にできそうと思いがちな、販売スタッフの仕事ですが、商品を覚えたり、お客さまとのコミュニケーションだったりと、求められるスキルは決して低い物ではありません。初心者でも始められることから、最初のハードルが低い分、経験を積んで覚えたこと、出来るようになったことが増えていくと、自分の成長を感じられる仕事といえます。

またお客さまと直接やりとりする仕事なので、お客さまのニーズを直に聞くことができ、お客さまの喜ぶ顔も直接見ることのできる、唯一の仕事ではないでしょうか。人と関わる仕事が好きな方、接客業に興味のある方などには、向いている仕事ではないかと思います。


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